当法人は、知的障害者福祉を担う民間団体として、堺市内では、はじめて認可された社会福祉法人です。
社会資源のほとんどなかった時代、「長く在宅状態にあった障害者」「学校卒業後行き場のない障害者」の親たち―いわば当事者―が地道な草の根的活動の末に設立した法人です。先駆的な活動であったため、大きな困難を伴いましたが、今も連綿と続く協力や支援が、当時、多数の市民や関係者(団体)などから寄せられ、それが、親たちの活動を支える大きな力になりました。
当法人はしたがって、法人経営の理念をさまざまな立場の人たちによる「共同的、民主的運営」としています。又、法人が設置、運営する各施設(事業)の運営方針、利用者支援の方針を「どんなに障害が重くとも、あたりまえで生きがいのある生活の保障とその支援」においています。
今日まで、当法人は知的障害のある人たちのライフサイクル、ライフステージに沿った必要な事業を興してきました。ニーズはしかし、尽きることなく増加の一途です。
今後も6つの「私たちのねがい」の実現を目指して一層の精進と、尽力をする覚悟です。
障害者とよばれる人たちが‥
1985年7月1日 社会福祉法人 障友会 堺みなみ創設にあたって
法人名 | 社会福祉法人障友会 |
設立年月日 | 1985年(昭和60年)3月30日 |
理事長 | 北田 靖浩 |
住所 | 〒593-8312 堺市西区草部780-1 |
事務局長 | 中尾 亜紀子 |
連絡先 | TEL:072-271-6791/FAX:072-271-6792 |
1974年(昭和49年) | 市内の在宅障害者の親たちが集まり、「障友会」を結成 |
1976年(昭和51年) | 無認可の「障友会たけのこ共同作業所」運営開始 |
1981年(昭和56年) | 無認可の「いずみ堺支部黒土作業所」運営開始 |
1983年(昭和58年) | 無認可の「いずみ堺支部はとぶえ自立訓練作業所」運営開始 |
1984年(昭和59年) | 「障友会」と「いずみ堺支部」が合同で「堺南通所授産所設立準備 委員会」を結成 |
1985年(昭和60年) | ・社会福祉法人 障友会 設立 ・知的障害者授産施設(通所)堺南通所授産所(定員50名)開所 |
1989年(平成元年) | ・日本自転車振興会の補助金を受けて作業室を増築 ・堺南通所授産所定員増(60名) |
1991年(平成3年) | 知的障害者福祉ホーム「堺平井寮」開所 |
1996年(平成8年) | ・堺南通所授産所に分場施設「見野山分場」(定員14名)を開所 ・スーパー「サンエー」の好意により、リサイクルショップ「みなみかぜ」を開設 |
1998年(平成10年) | 堺市営万崎住宅にグループホーム「サウス・ライト」(定員4名) を開所 |
2001年(平成13年) | 堺南通所授産所の第2分場施設「くるみの樹(定員19名)」を開所 (中央競馬馬主社会福祉財団の補助) |
2002年(平成14年) | ・大阪府営八田西町住宅にグループホーム「フレンドハウスひまわり」 (定員4名)を開所 ・知的障害者更生施設(通所)わららか草部(定員50名)を開所 ・知的障害者デイサービス事業 デイサービスセンターわららか(利用定員15名)を開所 ・堺南通所授産所見野山分場閉所。利用者をわららか草部に統合 |
2003年(平成15年) | 大阪府営宮山台住宅にグループホーム「宮山台ホーム」(定員4名) 開所 |
2004年(平成16年) | ・堺市からの受託事業「堺市障害者(児)生活支援事業」として、 障害者地域生活支援センターうてなをわららか草部内に開設 ・大阪府営八田荘住宅にグループホーム「宮園ホーム」(定員4名)開所 ・小規模通所授産施設「うららのお店」(定員15名)を設置、開所 ・大阪府営八田西町住宅にグループホーム「八田西町ホーム」 (定員4名)を開所 |
2005年(平成17年) | ・小規模通所授産施設「デイセンターフレンズ」(定員10名)を設置、開所 ・短期入所施設「ショートステイうてな」(利用定員10名)開所 |
2006年(平成18年) | ・デイセンターフレンズ新築移転(日本自転車振興会の補助) ・グループホーム(5か所)、障害者地域生活支援センターうてな、 ショートステイうてなを新事業(障害福祉サービス事業)に移行 |
2007年(平成19年) | ・うららのお店とデイセンターフレンズを一体的運営事業所として新 事業(多機能―就労継続支援B型、生活介護)に移行(定員25名) ・大阪府営福田住宅に共同生活介護「福田ホーム」(定員4名)開所 ・デイサービスセンターわららか、事業廃止 |
2008年(平成20年) | ・堺南通所授産所、国庫補助を受けて増改築(定員65名)し、新事 業(多機能―就労移行支援、就労継続支援B型、生活介護)に移行、名称を「堺みなみ」に改称 ・くるみの樹、堺南通所授産所分場施設を廃して新事業(生活介護、定員20名)に移行 ・わららか草部、事業廃止をしたデイサービスセンターわららかの利用者を統合(定員70名)として新事業(多機能―就労移行支援・就労継続支援B型、生活介護)に移行 ・共同生活介護「宮園ホーム」を移転して(同じ府営住宅内)定員 増(4名→6名) |
2009年(平成21年) | 戸建住宅を賃借して共同生活介護「すわの森ホーム」(定員4名)を開所 |
2010年(平成22年) | リサイクルショップ「みなみかぜ」閉店 |
2011年(平成23年) | ケアホーム「深阪ホーム」開所 |
2012年(平成24年) | ・ケアホームなでしこ開所 ・障害者地域生活支援センターうてなの堺市委託事業から指定相談支援事業への転換 ・地域活動支援センター遊夢音の開設(堺市からの委託事業) ・堺みなみ・わららか草部の就労移行支援事業の廃止 |
2013年(平成25年) | ・国庫補助を受けて堺みなみ大規模改修工事 ・大阪府補助を受けてうららのお店 改修工事 ・ケアホームすみれ開所 |
2014年(平成26年) | ・障害福祉サービス事業 ケアスペースつむぎ(生活介護)開所 ・グループホームあいあい開所 ・フレンドハウスひまわり(共同生活援助)廃止 |
2015年(平成27年) | ・国庫補助を受けてグループホームなんてん開所(ライフサポートかぎろひ1階) ・グループホームあまの橋開所 ・ライフサポートかぎろひ(複合型の建物)内に法人本部事務局移転 (1階エリアサポート事務所、2階法人本部事務局) ・障害者地域生活支援センターともにを堺みなみ内に開設 ・八田西町ホーム、ケアホームすみれ(共同生活援助)廃止 ・オール大阪社会貢献事業「しあわせネットワーク」への参画 |
2017年(平成29年) | ・ライフサポートかぎろひ(複合型の建物)内に障害者地域生活支援センターうてな移転 |
2020年(令和2年) | ・グループホームしゅくらん開所(共同生活援助)開所 |
2021年(令和3年) | ・ケアホームなでしこ(共同生活援助)廃止 |